■『バンブーロッドのいま』を読んでくださった方からのお便りをご紹介します。
■この本を読むまで、私は日本のビルダーに偏見がありました。以前、ダントン・プレミアムのティップの修理を日本のあるビルダーに依頼したのですが、半年でできるという話だったのに三年たっても音沙汰がなく、何度も催促すると「できない」とのこと。ようやく帰ってきた竿は、フェルールキャップがなくなっていました。結局「最初から預かっていない」とシラを切られてしまいました。さらに驚くべきことに、翌年のそのビルダーのニューモデルに、預けたダントン・プレミアムとまったく同じスペック、そっくりのテーパーのものがあったのです。こんな輩は彼ひとりと思いたかったのですが...。しかし、『バンブーロッドのいま』を読んで、日本のビルダーのイメージが大きく変わりました。それでなくてもタナゴ竿とか欲しいものがあるのに、困ってしまいます。(東京都/T.Y)
■数少ない休みを利用して家族サービスをした日の午後、帰宅してポストを見ると、なにやらゴツイものが...ん? 何だこれ? しっかりとしたパッケージに入っていたのは、アメリカのペイパーバックっぽい装丁の『バンブーロッドのいま』! 家人の呼びかけや、子供達がまとわりつくのにも目もくれず...。おおっ! この人の竿、振ったことあるぞ! という方のインタビュー記事が掲載されていて、たいへん面白く読ませていただきました。村田さん、朝間さん、橋本さん、あらためて彼らの竿を振りに行きたくなりました。また、以前からどうしても使ってみたいと思っていた角宏さんとフリースさんの竿、家人の睨みを横目に注文したくなったりもしました。(岡山県/S.T)
■交通費程度の値段で47人の方と友達になれた気分です。みなさんの貴重な考えを文章にしていただいて、ご苦労もあったことでしょうが読むほうにとっては、かけがえのない一冊です。今後は、各人の一つひとつの言葉の意味をじっくり理解していきたいと思っています。何年もかかるでしょう、それだけ貴重だということです。(茨城県常陸太田市/T.I)
■もの凄いボリュームで驚きました。外見だけで「凄み」が伝わってきます。(神奈川県横浜市/H.S)
■『バンブーロッドのいま』、届きました。面白いですね。まだ昼休みにしか読んでいませんが、竹竿をめぐるそれぞれの思い入れが伝わってきます。ビルダーとユーザーが同じ土俵で物を言うのが新鮮です。写真もいい具合にあって、読んでいて飽きないです。50音順というのも、新鮮に見えます。番付順でないのがいいですね。(茨城県日立市/T.A)
■本届きました! ズシリときました。古川広道さん作の "Bamboo Trinity Plate" も本全体のイメージによく合っていて良かったです。アートになってます。早速読んでいるところですが何しろこのボリュームなので...。ビヤーネのところは真っ先に読みましたが、我が意を得たりとヒザを叩くところ多々ありました。彼は突出していますね。彼の竿のユーザーの末端に連なる者として誇りに思います。社会保険庁をはじめとして今や世の中グチャグチャの態でお先真っ暗の御時世ですが、羽舟竿とフリース竿があれば今後も何とかやって行けそうデス。(群馬県桐生市/K.S)
■予想通り発行が遅れましたね(笑)。一気に読みました。でも何度でも読み返しできる内容、厚さなので今後かなり愉しめそうです。今日のN川は昔に戻ったかのごとくに魚の型、数良かったです...で、昼食を車中でとる際に読もうと、この本、持っていったんですね〜。湧水の川、竹竿、そして好きな本...幸せです。(北海道北見市/H.M)
■まだぱぁらっと見ただけですが、かみさんに顔がニヤケテると笑われました。(栃木県佐野市/Y.U)
■フライフィッシングの奥深い世界に引き込まれていった人たちの様子がしっかりと感じられ、非常に興味深く読ませていただいております。私自身は、これからバンブーロッドと付き合うことがあるのかどうかは、トンガリロ川で重たいニンフをぶん回す釣りが年の半分近くを占めているので、定かではありませんが、夏の小川で遊ぶにはいいのかもなぁと、ふと思いました。(ニュージーランド/K.S)
■竹竿を使っていることもあり、この本にはたいへん興味があったのですが、いかせん長崎に住んでいるので、書店ではなかなかこのたぐいの本に出会うことができません。たまたま、先の台風の時に大分の久重まで清らかな水を求めて釣りに行った折、山奥のリバーインさんでラッキーにも購入できました(その日の一番の大物)。帰路に着くまでの時間ももどかしく、頭の中で最初のページから読み始めるか? 目次でねらいをつけて読むか? などなど考えながら、結局は最初の頁からめくっていくという感じで、早くゆっくりとじっくりと気持ちを抑えながら読まさせていただきました。感想は、「ほしくなる、会ってみたくなる。振ってみたくなる。川に立ってみたくなる」そんな書物です。でも、長崎では難しいんだなぁこれが。ところで続編はいつ頃出版予定ですか? まだ、この本で紹介されていないビルダーがいらっしゃいますもんね。楽しみです。(長崎県/M.Y)
■『フライロッドを片手に雑誌をつくった』を読んでくださった方からのお便りをご紹介します。
■中沢さんのことをみんな慕っていたことが羨ましくて、また、今で知ることがなかった『FFJ』と『フライの雑誌』の周辺での出来事を知ることの新鮮さに、憑かれたように何度も読み返しました。同じ時代にフライフィッシングに夢中だったのにその場所にいられなかったことが悔やまれます。20年以上前に、家にあった『暮らしの手帳』をよく読んでいたのですが、作り手が読者と同じ方向を向いていると感じていました。気持ちのよい暮らしとは何なのかを考えていたし、消費者をないがしろにした商品には厳しかった。『フライの雑誌』は『暮らしの手帳』と似てるなと思っていました。だから照山さんの、中沢さんが『暮らしの手帳』のような雑誌にしたいんだって言っていました、という文章を見たときにはドキッとしました。(東京都練馬区/J.U)
■本が届きました。いや、届いたというより、誰かが僕のデスクにそっと置いてくれた感じでしょうか。久々に熱い本を読みました。詰まっていますね、熱意が。いい感じです。夏の川に素足で立っていたような余韻があります。原宿のノリエとか、70〜80年代の懐かしい響きに、心がざわつきます。中沢さんには、けっきょく一度しかお会いできなかったのです。残念ではありますが、そのときのことは、丁寧に焼いたモノクロームの写真のような奥行きと印象の深さがあります。(東京都町田市/T.H)
■この本を手にしたことがきっかけで、小さいころに、よく眠る前、母親が童話を読んでくれたことを思い出し、そのことが、頭から離れなくなってしまった。(茨木県水戸市/H.T)
■GOOD JOB !(北海道北見市/H.Y)
■思っていた以上の内容で大変満足です。想えば私がフライを始めた時と『フライの雑誌』が創刊されたのがほぼ同時期なので一緒に歩んできたようなものです。(北海道北見市/H.M)
■中沢さんが多方面から見られていて彼の全体像が見えてくるな、という印象です。中沢さんのよいところが書かれているのは、無論、当然で、それでよいのだと感じました。彼も、魂を鎮めてもらった気がしたでしょう。(神奈川県横浜市/T.S)
■私の存じ上げない数多くの方々が中沢さんを密かに敬愛したり、尊敬していたり、あるいはライバル視していたことを知り、心から喜んでいます。そして、身近な友人として、釣り人としての中沢さんではなく、編集者として、社会活動家としての彼の一面を理解することができたことで、私の中で欠けていた部分を補って中沢さんの全体像を少しだけ復元できたように思います。(東京都町田市/M.Y)
■久しぶりに「シマザキ節」を堪能しました。(三重県伊賀市/H.O)
■中沢さんにはお会いしたことがないのに人柄が伝わってきました、こんなにたくさんの人々に慕われている中沢さんは幸せだったのでしょうね。少し懐かしいような香りがしました。初めて西別川に行った1987年の夏を思い出しました (北海道阿寒町/H.T)
■中沢さんの人柄が偲ばれる本ですね。こういう方に一度くらいお会いし、会話してみたかったです。残念です。僕は下町っ子なんでこういう方には親しみを感じてしまいます。気風のよさというか。いい兄貴分というか。一人の人間がフライフィッシングを通してさまざまな人と人とのつながりと巡り合わせを生む不思議を感じました。皆さん、自分の言葉で綴ってますからね。余計です。いい本です。(東京都品川区/K.M)
■付録のseedを受け取った者として、中沢さんの蒔いた種をどのように花を咲かせれば良いのか、自分のできることを考えます。(北海道札幌市/H.G)
■なんということですか! こんな本が出版されていたなんて...。(東京都立川市/T.H)
■ゆっくり読みたかったのですが、一気に読んでしまいました。一度会ってみたかった中沢さんはもういない、寂しいはずなのに、読み終わった後はなぜか爽やかな、不思議な感覚でした。これは単なるオマージュじゃない、書き手の中沢さんへの本音が全編詰まってる、ビールで痺れた頭でそんなことを思いつつ白河夜舟でした。連休中に今度はゆっくり読み返し。天才島崎さん、やはり抜群ですね。この本は、島崎さんの『水生昆虫アルバム』や黒石さんの『フライフィッシングの一年』同様、この先も折に触れて何度も読み返すことになりそうです。(静岡県志太郡/H.Y)
■「あのときの時代」の香りと、雰囲気に一気にタイムスリップいたしました。(東京都三鷹市/N.M)
■この本は、時が経つにつれて滋味が出てますます良い読み物となる気がします。多くの人に読んで戴きたい本です。かつて、こういう時代があったのだという証言集としても秀逸。(群馬県桐生市/K.S)
■私はこの本を読むまで中沢さんのことは知りませんでした。でも、日本のフライフィッシングの草創期にこんな方がいらしたとはとても大きな驚きをもってこの本を読ませてもらっています。(北海道釧路市/T.M)
■中沢さんが一時退院から亡くなるまでの間、中沢さんに会った方も、会わなかった方もおられる。でもそれぞれに皆、その時期のことを、どこにいて、なにをしていたか、覚えていらっしゃる。短い時間だったかもしれないけど、中沢さんにも、中沢さんを取り巻く人たちにも、もしかすると十分に長い時間だったかもしれませんね。(茨城県日立市/H.S)
■『フライの雑誌』は、創刊号より講読を続けていたため、中沢氏が亡くなられたときは魚のいない水辺でキャスティングを繰り返しているような寂しさを感じたものです。渡渉舎さんは新しい組織なのでしょうか。厳しい流れを前にしての不安、しかし、渡渉後に新たな世界が広がることを知っている釣り人の心意気で、釣果(本、雑誌)を堂々とリリースしてください。(神奈川県大和市/A.Y)
■読み終わった後に、無性に『フライの雑誌』のバックナンバーが読みたくなり、創刊号から引っ張り出し読み直しました。『フライロッドを片手に雑誌をつくった』で色々な裏話やエピソードを知った後に読むフライの雑誌はまた大いに楽しく読むことができました。創刊2号の森村さんの忍野のヒゲナガの記事を読んでは、もう一度『歳を重ね、掲載誌は宝物となる』を読み、当時の森村さんがどんなことを考えていたのかを想像するのは、とても楽しいことでした。(神奈川県南足柄郡/T.S)
■『FFJ』、『フライの雑誌』とも創刊号からの読者です。『フライロッドを片手に雑誌をつくった』を紐解くと、あの頃の熱気ほとばしる様子がダイレクトに伝わってきて、午後のひととき、とても懐かしい感慨に浸ることができました。夢中になってページをめくったのは、『岩魚幻談』以来です。これだけのものを第一弾として出版したとなると次の企画が大変そうでもありますが、首を長くして待ち続けます。(埼玉県飯能市/M.K)
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